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キャスト & スタッフ

時川英之 <監督・脚本・編集>

初めて広島㐧一劇場に行った時に思ったことです。何かいやらしい世界なのかな?
とちょっとドキドキしながら劇場のドアを開きました。
そこには踊り子たちの描く独自の世界があり、観客はミラーボールに照らされながら、あっという間に遠く彼方の不思議な異空間へ誘われ、心はどこかへ持っていかれました。

青春といわれるようなものの断片や、ずっと心の奥にしまってある、昔出会った恋が感じられる世界でした。ストリップのきらびやかな世界と、社長と踊り子たちのたくましい生き様、そして女性たちがなんと美しいのかを、この作品で映画的に体験していただけると大変嬉しく思います。

加藤雅也 <主演>

映画『彼女は夢で踊る』は”広島人による広島人に向けた広島の映画である”
広島の人たちに是非観てもらいたい映画です。

2年半ほど前に時川監督と横山さんと広島でお会いした際にストリップ劇場(㐧一劇場)が無くなるという話を聞き、なんとかその姿を映画の中で残す事が出来ないかという話になり、そこから台本を作り3ヶ月後には広島で映画の撮影に入っていました。

僕は以前から、すべてのドラマ・事件が東京で起こっているのはおかしい。もっと他の都市でも撮影をするべきだし、その都市には東京にないものがあると確信していました。

『彼女は夢で踊る』では広島の皆さんと共演させて頂き”広島色”豊かな作品になったと思っています。
今作品での出会いを大切にして、また映画を広島で作る事が出来ればと願っています。

犬飼貴丈 <出演>

撮影をしたのがもう2年前にもなるのですが、鮮明に当時の記憶がよみがえってきます。それほど自分にとって「濃い映画」でした。

大好きな広島の沢山の方に協力していただき、この映画が完成しました。心から感謝申し上げます。

岡村いずみ <出演>

色々な愛のカタチが詰まった、ムード溢れる作品です。

広島の空気の中で、身も心も役に染まり切った濃厚すぎる撮影の日々を私は一生忘れることはできないでしょう。

スクリーンを通して、みなさんにも広島㐧一劇場の匂いを感じていただけたら嬉しいです。

横山雄二 <企画・出演>

日本中からストリップ劇場が無くなりつつある、今。
あの時代の息吹や、あの時代に生きた人たちをなんとか映画にしたいと思った。
そして、昭和の文化が平成をまたいで令和の時代に、スクリーンに映し出される。
少年時代に戻ったようで、心がときめく。
『彼女は夢で踊る』は「男と女」についての映画である。
「青春」についての映画である。なにより「夢」にまつわる映画である。
美しき青春の物語を、是非ご覧ください。

矢沢ようこ <出演>

広島㐧一劇場のステージでこれまで何度も踊らせていだきました。
そこは私にとって沢山の思い出が溢れる場所です。
ストリップデビューして22年。こんなに長く舞台で踊らせていただいて、その延長線上で辿り着いた今回の作品。ストリップの歴史に刻まれるであろう、映画に出演出来て本当に嬉しいです。